君津製鐵所を半年で3回も見学 (S44三溝)

高校同期の仲間と。 前列中央が私。
高校同期の仲間と。 前列中央が私。

久しぶりに製鐵所を見学しました。しかもここ半年で3回も!

見学ポイントは

・熱延工場

・第4高炉

・廃プラスチックリサイクル設備

 

 

なぜ今頃製鐵所見学か?

愚息から孫を連れた工場見学に引っ張り出されたのがきっかけです。

見学したのは食品工場です。

う~ん、何となく物足りない。

堺製鐵所の起業祭で子供たちを工場見学させたときに、目を丸くしていたのとは違う。

 

考えてみると、製鐵所の中は久しく見ていないので、たまには良いかと思い立ったのです。

近場と言えば君津製鐵所なので家族に話すと「是非行きたい!」

というわけで、昨年12月25日に見学しました。

 

この時は若い女性スタッフが説明をしてくれました。

私はこの見学で最も驚いたのは、高炉の寿命延長技術の進歩です。 

入社当時は5~6年ピッチで巻き替えをしていました。それが今は・・・・・・!

 

 

その話を高校の仲間の会ですると、

「一度製鐵所を見たかったが機会が無かった。ぜひ連れてって!」

というわけで今年4月3日に高校同期の仲間11名を引き連れて2度目の見学。

 

2~3名を除いて多くは初めての見学だったので、特に熱延工場の迫力には圧倒されたようです。

 

1回目の見学の際、堺製鐵所OBだということを告げていたのことが効いたのか、

説明には広報の部長代理と思しき説明員が付いてくれました。

挨拶すると、「前おいでいただいた先輩の方と伺っています」とのこと。

 

 

その話を仕事仲間(異業種交流会:諸々サロン)にしたら、

「一度見てみたかったが機会が無かった。ぜひ連れてって!」

というわけで今年5月7日に異業種交流会の仲間15名を引き連れて3度目の見学。

高松から飛行機で参加したある会社の社長は

「今回を逃すと一生見られないかもしれないと思って参加した」と熱の入れようでびっくりです。

今回は全員初の製鐵所見学者で、やはり皆さん圧倒されていました。

 

説明はリタイヤで最近再雇用と思しきベテラン技術者が対応してくれました。

挨拶すると、「あ、そうですか!先輩を前に緊張します」とのこと。

今回から、今までなかったアンケートがが登場しました。

 

ある女性参加者(親御さんがかつて日新製鋼勤務とのこと)からは、

「素晴らしかった。あちこち工場見学したけど、今回が一番! 感激して涙が出た」

 とうれしい評価。

 

その話を別のグループにすると、

「製鐵所って興味あります。鉄は国家なり、ですよね。ぜひ連れてって!」

と言われ、またまた見学会を行うハメに..........。

 

まだまだ続きそうな予感がします。

 

 

実は君津製鐵所は鉄以外に、一般者、特に女性が興味を引く大切な見学ポイントがあります。

それは家庭廃プラリサイクルです。

全国で出る家庭用プラゴミの約10%は君津製鐵所でリサイクルされています。 

自分の捨てたゴミが、コークスの一部になったり、化学原料に生まれ変わったり、発電に利用されたり、と

有効にリサイクルされていることを自分の目で見定めることができ、満足します。

 

 

皆様も一度、製鐵所見学を企画してみたらいかがでしょうか? 

なお、私が高校仲間用に作った見学企画書にご興味のある方は連絡ください。

 

追記)

記事投稿に前後して、

「新日鐵住金が日新製鋼との経営統合&日本製鉄への社名変更予定」というニュースが飛び込んできました。

 

(S44三溝)